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作業療法士(さぎょうりょうほうし)とは,国家資格の医療専門職であり,現在,約10万人が国内で活躍しています。その多くは,医療保険・介護保険におけるリハビリテーション現場で勤務しており,これまで社会に出てくることはほとんどありませんでした。
〇 作業療法士は,心(心理・認知機能も含む)と身体(機能)を同時に診ることができる世界で唯一の専門職です。(図−1・参照)
作業療法士ができること
① 対象者(子ども,サラリーマン,高齢者などを問いません)の心理,知的・認知機能,身体機能を検査〜評価し,面談〜ナラティブアプローチなどにより把握することができます。
〇 なにができるか 〇 なにが苦手か 〇 どんな人生を過ごしてきたか
〇 現在,どんな心理・生活状態か を把握することができます。
不安・うつ,精神科疾患,身体の病気,生活上の障がいなどについて評価し,場合によっては病院への受診を促したりします。
② コンサルテーション,作業療法カウンセリング,傾聴,などにより対象者と面談し,どのような活動(仕事,趣味,日常)が相応しいか,対象者の希望や埋もれていた価値観〜思考を促通しながら徐々に目標を導きだしていきます。
③ 実際の活動へ!いま現在の生活パターンを変えるのは大変な困難を伴います。人は,生活上の変化,行動変容などに不安感を伴うからです。
でも作業療法士は,そうした対象者の心理を理解し,徐々に変化を促しながら,新しい行動から活動へ,やる気と自己効力感(やればできる感)を育みながら新たなステージへ移行する方を支援いたします。